やっさ踊りの特徴は、足の踊りといわれ、動きのある踊りですが、きまった踊りの型はなく、はやしのリズムにあわせ各人各様におもしろく、気やすく踊れるところにあり、三味線、鉦、太鼓、笛、四つ竹など賑やかなはやしと歌声にあわせ、各人思い思いの所作で自由奔放に踊る様は、見ている者もそのおもしろさに我を忘れて踊りたくなるものです。
やっさ踊りのポイントはその① 足は二段ばね その② 手招き その③ 体は左右に その④ 笑顔
見たかエー (ハ ヤッサ ヤッサ)
見たか聞いたか 三原の城はエー
(ハ アラ ヨイヨイ ヨイヤナ ヨイヤナー)
地から湧いたか サーマヨ (ハ ヤッサ ヤッサ)
浮城かヨ (ヤッサ ヤッサ ヤッサモッサ ソッチャセー)
月はまんまる金波に銀波 やっさ踊りに夜がふける
見たか 三原の胡蝶の踊り 風に桜の花が散る
三原の港は 情の町よ 酒の出どころ恋どころ
踊りつかれて ねてみたものの 遠音ばやしが 気にかかる
三原はよいこと 町のまん中に 昔 忍ばす 城の跡
夢の浮城 かすみに明けりゃ 昇る朝日の 桜山
何をかくやら 筆影山は 風の波間影うつす
やっさ やっさと街から街へ 心うき城 足そぞろ
やっさ踊りについみこまれて 嫁にせがまれ はずかしや
酒を飲むなら 三原の酒を 心うきうき踊りだすよ
やっさ踊りの1チームに1台用意される花車は、出場チームのイメージで、いろいろな装飾が施されています。この花車、以前は地方を乗せて、各チーム毎にやっさ踊り唄を演奏しながら踊られていましたが、統一音楽で、やっさが踊られるようになってからはその役割が少し変わってきたようです。
やっさ踊りをご覧の際には、この花車にも注目してみてください。
※写真は、八幡やっさ会の花車(2013年)
やっさ祭りを盛り上げるため、毎年7月「やっさ踊り教室」を開催します。教室は、事前申込不要・参加無料です。ご希望の方は、直接教室へお越しください。
【やっさ踊り教室に関するお問合わせは】
三原市 経済部 観光課
電話 0848-67-6014
FAX 0848-64-4103